用語集
VDOT
最近のレース結果から現在の走力を表し、目的別のトレーニングペース設定に利用する指標です。
別名: V.O2・VDOTスコア・V.O2 Running Calculator
定義
VDOTは、最近のレース結果または推定記録から現在のランニング能力を表し、練習ペースの目安を得るための指標です。公式のV.O2 Running Calculatorでは、Easy、Marathon、Threshold、Interval、Repetitionなど目的別の強度とメニュー例を確認できます。単一の速さを競う指標ではなく、練習を目的別に分けるための基準として使います。
主なペース区分
- Easy:会話できる快適な強度で、ウォームアップや回復走に用います。
- Threshold:持続可能な「快適にきつい」強度で、連続走または分割走に用います。
- Interval:有酸素パワーを狙い、3〜5分の疾走とジョグ回復を組み合わせます。
- Repetition:速度とランニングエコノミーを狙い、フォームを崩さない長さの回復を確保します。
回復区間への活用
公式ページはIntervalの例として、6×2分に1分ジョグ、5×3分に2分ジョグ、4×4分に3分ジョグを示しています。Repetitionでは、短い休息で負荷を増やすのではなく、各本をリラックスしたフォームで走れるだけの回復を取る考え方です。400mの反復で3分必要なら、その3分を確保するという説明もあります。
使う際の注意
VDOTの表示値は出発点です。気温、路面、疲労、直近の走行量によって、その日に再現できるペースは変わります。レストを短くして設定ペースを守れなくなった場合は、スコアに合わせることより、疾走と回復の組み合わせを調整する方が練習目的を保ちやすくなります。