用語集

腱スティフネス

腱が外力に対してどの程度変形しにくいかを表す力学的な性質。

別名: 腱の剛性・Tendon Stiffness

Definition

腱スティフネスは、腱が外から力を受けたときにどの程度変形しにくいかを表す力学的な性質です。ランニングでは、硬さそのものの優劣ではなく、接地でエネルギーを蓄え、離地で返す筋腱複合体の働きとして評価します。

関係する要素

  • アキレス腱:下腿と足部をつなぎ、接地時の力を受けます。
  • 接地時間:力を受けて返す時間の長さです。
  • 筋力:腱へ加わる負荷を制御する土台になります。
  • 神経筋協調:着地から離地までの筋活動を調整します。

活用場面

ランニングエコノミーを考えるとき、腱スティフネスはフォームだけでは説明できない神経筋・弾性要因の一つです。数値を単独で追うよりも、同じ速度での酸素コスト、疲労後のフォーム、接地時間の変化と合わせて見ます。急にジャンプ回数を増やすのではなく、筋力と着地技術を先に整える必要があります。