用語集

超臨界発泡

高圧の窒素や二酸化炭素を使い、フォーム内部に細かな気泡を作って軽さと反発を調整する発泡製法。

別名: スーパークリティカル発泡・超臨界流体発泡・supercritical foaming・SCF発泡

定義

超臨界発泡は、高圧下で液体と気体の中間的な状態にした窒素や二酸化炭素を樹脂へ加え、微細な気泡を作る製法です。ランニングシューズのミッドソールでは、EVAやPEBAなどの素材を発泡させ、重量、柔らかさ、エネルギーリターンを調整するために使われます。

主な特徴

  • 細かな気泡:気泡構造を均一にしやすく、素材の密度を調整できます。
  • 軽量化:同じ体積でも樹脂量を減らし、フォームを軽くできます。
  • 反発の調整:気泡の大きさと密度を変え、復元の速さを設計できます。
  • 素材横断:超臨界発泡は素材名ではなく製法であり、EVAにもPEBAにも適用できます。

PEBA・EVAとの関係

「超臨界フォーム」とだけ表示されていても、基材がPEBAとは限りません。超臨界EVAは従来型EVAより軽さと反発を高めた設計があり、PEBAフォームにも密度や柔らかさの異なる配合があります。素材と製法を分けて読むことが、シューズ比較の基本です。

選ぶときの見方

商品説明では、超臨界発泡という言葉だけで優劣を決めず、基材、ミッドソールの層構成、用途、重量を確認します。フォームの性能は、プレートやアウトソールを含むシューズ全体の設計で変わります。