用語集
伸張短縮サイクル
筋と腱が伸ばされた直後に短縮し、弾性エネルギーを動作へ再利用する仕組み。
別名: SSC・Stretch-Shortening Cycle
Definition
伸張短縮サイクル(SSC)は、筋と腱が着地などで伸ばされた直後に短縮し、蓄えた弾性エネルギーを次の動作へ再利用する仕組みです。ランニングでは、接地から離地までの間に下肢の筋腱複合体がばねのように働きます。
主な構成要素
- 伸張局面:接地によって筋と腱が引き伸ばされ、力を受け止めます。
- 切り返し局面:伸張から短縮へ移る時間で、動作の滑らかさに関わります。
- 短縮局面:蓄えた弾性エネルギーと筋収縮を組み合わせて離地します。
- 神経筋協調:接地のタイミングに合わせて筋活動を調整します。
ランニングでの活用
SSCは、接地時間、脚の剛性、上下動、足関節の使い方と相互に関係します。強く蹴ろうとする意識だけで改善するものではなく、継続的な走行、筋力トレーニング、プライオメトリックトレーニングを通して動作全体を整える対象です。