用語集
スロージョギング
会話や笑顔を保てる低い運動強度で、歩行と組み合わせながら行うゆっくりした走運動。
別名: スロー・ジョギング・にこにこペースのジョギング・slow jogging
定義
スロージョギングは、速さや距離を競うのではなく、会話や笑顔を保てる低い強度で続けるジョギングです。鹿児島県国民健康保険団体連合会は「にこにこペース」を、笑顔を保って走れるくらいゆっくりした有酸素運動と説明しています。走り続けることを絶対条件にせず、体調や息づかいに応じてウォーキングを挟みます。
強度の確かめ方
- 会話:隣の人と話せるか、短い文を無理なく声に出せるかを確認します。
- 表情:苦しさで表情がこわばらず、笑顔を保てる程度に抑えます。
- 運動後:終了後に呼吸が速やかに楽になり、心拍数が安静時の方向へ戻り始めることを目安にします。
- 速度より当日の反応:同じ速度でも坂道、気温、疲労で強度は変わるため、時計の数値だけで判断しません。
初心者の活用方法
運動習慣のない人は、短いジョギングとウォーキングを交互にすると負荷を調整しやすくなります。走る区間で会話が難しくなったら、苦しくなるまで粘らず歩行へ切り替えます。次の回に走る時間を増やすかどうかは、その場の達成感ではなく、運動後と翌日の痛みや疲労を見て決めます。
スロージョギングは、60代から走り始める際の選択肢になりますが、医療上の診断や安全保証ではありません。慢性疾患、運動器の痛みや変形がある場合、厚生労働省の情報シートは事前に医師などの専門家へ相談するよう案内しています。胸の痛み、めまい、普段と異なる強い息苦しさなどがあるときは、ペースを落とすのではなく運動を中止します。