用語集

ランニングエコノミー

一定速度で走るときに必要な酸素またはエネルギーの量で表す走行効率。

別名: 走行効率・Running Economy

Definition

ランニングエコノミーは、一定の定常速度で走るために必要な酸素量またはエネルギー量を示す概念です。値が小さいほど、同じ速度をより少ないエネルギーで維持できると解釈します。

関係する要素

  • ケイデンス:一分間の歩数で、走行効率との関連が研究されています。
  • 上下動:身体の重心が上下に移動する幅です。
  • 脚の剛性:接地時に脚がばねのように力を受けて返す性質です。
  • 速度と疲労:同じ人でも速度や疲労状態によってフォームは変化します。

シューズ比較研究の例

厚底カーボンシューズの比較研究では、10人の平均でランニングエコノミーが5.7%改善しましたが、最大17.2%改善した走者がいる一方、1人は4.3%悪化しました。別の21人の試験では、40mm条件がエントリーシューズより2.4%改善し、50mm条件は40mmからさらに0.6%改善しました。集団平均と個人の反応を分けて読む必要があります。

活用場面

フォームを評価するときは、見た目だけでなく、同じ速度での呼吸、心拍、主観的な楽さも合わせて確認します。一つの指標を理想値へ合わせるのではなく、走者ごとの変化を追うために使う概念です。

評価例

同じコースを同じ速度で走り、呼吸の余裕や心拍の推移を前回と比べます。気温や風、疲労、路面が違えば条件を揃えられないため、一回の計測で優劣を決めず、複数回の傾向として扱います。

外部の定義