用語集
ローイングマシン
ボートを漕ぐ動作を室内で再現し、脚・体幹・上肢を連動させて心肺体力と筋持久力を鍛える運動器具。
別名: ローイングエルゴメーター・エルゴ・インドアローワー・rowing machine・rowing ergometer
定義
ローイングマシンは、ボートを漕ぐ動作を室内で再現する運動器具です。ローイングエルゴメーター、エルゴ、インドアローワーとも呼ばれ、スライドするシートとハンドルを使って脚・体幹・上肢を順番に動かします。着地衝撃を伴わずに心拍数を上げやすく、持久系運動と全身の筋持久力トレーニングを一つの動作で組み合わせられます。
主な構成要素
- シートとレール:膝と股関節を曲げ伸ばししながら、身体を前後へ滑らせます。
- ハンドルとチェーンまたはベルト:脚で生んだ力を体幹から腕へ伝え、フライホイールを回します。
- フライホイールと抵抗機構:空気、水、磁気などの方式で負荷感をつくります。
- パフォーマンスモニター:時間、距離、ペース、ストロークレートなどを表示し、運動強度の管理を助けます。
ストロークの流れ
一回のストロークは、前方で構えるキャッチ、脚で押し始めるドライブ、身体をわずかに後傾させて引き切るフィニッシュ、次のキャッチへ戻るリカバリーで構成されます。力を伝える順番は脚、体幹、腕です。戻るときは腕、体幹、脚の順にすると、膝とハンドルの干渉を避けながら滑らかに反復できます。
活用シーン
ランナーは、走行距離を増やさずに心肺への刺激を加えたい日や、雨天時の代替運動として利用できます。脚だけでなく背面筋群や上半身も動員するため、ランニングとは異なる動作パターンを補えます。ただし、着地衝撃が少ないことと、誰にでも無条件で安全であることは同じではありません。腰痛や股関節痛がある場合は、抵抗を上げる前に可動域とフォームを確認する必要があります。