用語集
横紋筋融解症
骨格筋細胞の損傷で細胞内成分が血中へ流出し、急性腎障害につながり得る病態。
別名: 運動誘発性横紋筋融解症・rhabdomyolysis
定義
横紋筋融解症は、骨格筋の細胞が損傷し、ミオグロビンやクレアチンキナーゼなどの成分が血液中へ流れ出す病態です。重い場合は腎臓へ負担がかかり、急性腎障害につながる可能性があります。
運動後に注意する症状
長時間の激しい運動後に筋肉痛だけでなく、明らかな尿色の変化や強い脱力が重なる場合は、通常の疲労と決めつけません。
- 尿の変化:赤褐色やレンガ色のような濃い尿
- 筋症状:強い筋肉痛、腫れ、筋力低下
- 全身症状:強い倦怠感や体調の悪化
DOMSとの違い
遅発性筋肉痛は運動後12〜24時間以内に始まり、48〜72時間後に強くなってから徐々に軽くなるのが典型です。横紋筋融解症が疑われる尿色の異常や強い脱力は、DOMSの回復過程として待たず、速やかに医療機関へ相談します。
対応
自己判断で強い運動を続けず、症状と発症時期、尿の色、服薬状況を医療者へ伝えます。長距離走後の痛みが通常の筋肉痛の範囲か迷う場合も、症状が悪化しているなら走行再開を優先しません。