用語集
ランニング復帰
故障後に歩行、短いジョグ、距離、速度の順で負荷を戻し、再発を避けながら走行能力を再構築する過程。
別名: 走行再開・ランニング再開・return to running・return-to-run
定義
ランニング復帰(return to running)は、故障で低下した組織の耐荷重性と走行能力を、歩行、短いジョグ、距離、速度の順で再構築する過程です。痛みが消えた日をそのまま完全復帰日にはせず、歩行時痛、圧痛、筋力、機能、翌日の症状、故障の原因を確認しながら進めます。
再開前の確認
- 日常歩行:歩行で痛みが出ず、症状が悪化しないことを確認します。
- 損傷部位:骨ストレス障害などでは、部位と重症度に応じて医療者の判断を受けます。
- 機能と筋力:片脚動作など、走行に必要な下肢機能を評価します。
- 原因への対応:トレーニング負荷、栄養、月経、筋力、フォーム、シューズを見直します。
進め方
初期は歩行と短い走行を交互に行い、低速で再開します。症状が安定してから走る時間を増やし、速度は後から戻します。再開直後は連日走らず、休息日を挟む方法が多く採用されています。走行中や翌日に症状が増えた場合は、進行を止めて一段階前の負荷へ戻します。