用語集

回復区間

インターバルトレーニングで疾走と疾走の間に設ける、時間・距離・動作・強度を調整できる回復パートです。

別名: レスト・リカバリー区間・つなぎ・recovery interval

定義

回復区間は、インターバルトレーニングで一つの疾走を終えてから次の疾走を始めるまでのパートです。時間または距離で長さを決め、静止、歩行、ゆっくりしたジョグなどの動作を組み合わせます。単なる休憩ではなく、次の疾走で必要な速度やフォームを再現するための設定項目です。

設定する要素

  • 長さ:秒・分で管理する時間方式と、メートルで管理する距離方式があります。
  • 動作:静止や歩行は走行量を抑えやすく、ジョグは運動を続けながら次の疾走へ移れます。
  • 強度:同じ時間や距離でも、ジョグの速度を落とすほど回復を優先できます。
  • 目的:高い速度の再現を優先するなら長め、疲労が残る状態で反復するなら短めが候補になります。

具体例

500mの反復に30秒を挟む方法は、場所を選ばず時間でそろえやすい設定です。トラックでは、200mの疾走後に200mをジョグするような距離設定も使われます。VO2maxを狙う代表例としては、3〜5分の疾走と同程度の長さのジョグを組み合わせる考え方があります。一方、短い全力スプリントでは、次の一本の速度を保つために長い歩行または静止を選ぶ場合があります。

調整の基準

最後まで疾走タイムとフォームをそろえられるかを確認します。後半だけ大きく失速する場合は、回復区間を延ばす、動作をジョグから歩行へ変える、本数を減らす、疾走ペースを下げる、のいずれか一つを調整します。複数の変数を同時に変えると、何が効いたのか判別しにくくなります。