用語集
競技不安
試合や記録測定を前に生じる心配、緊張、身体反応を含む競技場面の不安。
別名: 試合不安・競技場面の不安・レース不安・performance anxiety
定義
競技不安は、試合、記録測定、選考など評価を伴う場面で生じる心配、緊張、身体反応のまとまりです。思考面では失敗の予測や注意の散乱、身体面では呼吸の浅さや心拍の上昇として表れます。不安があること自体を弱さと決めつけず、程度と影響を観察します。
主なサイン
- 思考:結果ばかり考える、失敗場面を繰り返し予測する、判断が狭くなる。
- 感情:焦り、恐れ、落ち着かなさが強くなります。
- 身体:呼吸が浅い、肩が上がる、心拍が高いと感じます。
- 行動:ペースを急に上げる、準備を何度も確認する、レースを避けます。
ランニングでの対処
結果目標とプロセス目標を分け、スタート前に確認する行動を少数へ絞ります。呼吸を整えた後、「最初の区間を予定ペースで入る」のように制御可能な行動へ注意を戻します。練習では記録会や集団走を使い、本番に近い緊張の中でルーティンを試します。
専門的支援が必要な場面
不安が睡眠や日常生活を妨げる、競技を避け続ける、強い苦痛が長く続く場合は、メンタルトレーニングだけで解決しようとせず、医療・心理の専門家へ相談します。競技力向上の支援とメンタルヘルス支援は目的が異なります。