用語集
自覚的運動強度
運動中のきつさを本人の感覚で評価し、トレーニング強度の調整に使う指標。
別名: RPE・主観的運動強度・Rate of Perceived Exertion
定義
自覚的運動強度(RPE)は、運動中に感じるきつさを本人が数値や言葉で評価する指標です。速度や心拍数だけでは拾いにくい呼吸、筋肉の疲労、暑さによる負担をまとめて捉え、運動強度を上げるか下げるかの判断に使います。
主な構成要素
- 呼吸の変化:息の上がり方や会話のしやすさを手掛かりにします。
- 筋肉の感覚:脚の重さ、張り、動かしにくさを含めて評価します。
- 全身の負担:暑さ、睡眠不足、疲労など、その日の条件も反映します。
- 数値尺度:Borgスケールや0〜10の修正版を使うと記録しやすくなります。
活用シーン
ランニングでは、同じ1kmペースでも坂道、気温、疲労によって負担が変わります。自覚的運動強度をトークテストや心拍数と組み合わせると、時計の数字に引っ張られず、その日の体調に合う強度へ調整できます。一方、主観には個人差があり、胸痛、めまい、強い息苦しさなどの異変を安全と判断する検査には使えません。