用語集

膝蓋腱ストラップ

膝蓋骨の下に巻き、膝蓋腱周辺を局所的に支持する細幅のサポーター。

別名: 膝蓋骨ストラップ・膝下バンド・パテラストラップ・patellar tendon strap

定義

膝蓋腱ストラップ(patellar tendon strap)は、膝蓋骨のすぐ下へ細いバンドを巻き、膝蓋腱周辺へ局所的な圧を加えるサポーターです。膝全体を覆わないため軽く、曲げ伸ばしや放熱を妨げにくい一方、支持する範囲は限定されます。

主な構成要素

  • 細幅バンド:膝裏を大きく覆わず、運動中の蒸れを抑えます。
  • 圧迫パッド:膝蓋骨の下へ当たり、圧の位置を安定させます。
  • 面ファスナー:脚周りに合わせて締め付けを調整します。
  • 滑りにくい内面:汗や反復する屈曲で位置がずれるのを抑えます。

活用シーン

膝のお皿の下に限局した違和感があり、膝全体を覆うスリーブでは暑いと感じる場面で検討されます。膝外側の痛み、横方向のぐらつき、外傷後の不安定感に対しては、目的が一致しません。痛む位置が曖昧なまま強く締めると、必要な場所を支持できないため、装着前に症状の位置を確認します。

よくある誤解

膝蓋腱ストラップは、どの膝痛にも使える万能な固定具ではありません。膝前面の限られた範囲を支持する設計であり、腫れや膝崩れを伴う場合は自己判断で走り続けず、医療機関へ相談します。