用語集
代謝適応
エネルギー摂取や体重の変化に対し、消費や食欲が変化して収支へ影響する適応。
別名: 適応性熱産生・メタボリックアダプテーション・metabolic adaptation
定義
代謝適応は、エネルギー摂取量、体重、運動量などの変化に応じて、身体のエネルギー消費や食欲に変化が起きる現象です。減量では、計算上の赤字と実際の体重変化が一致しない理由を考える一要素になります。
確認する要素
- 安静時の消費:体重や身体組成の変化に伴って推定値も変わります。
- 日常活動:疲労により歩行や立位が減る場合があります。
- 食欲と摂取:運動後の補給や間食で摂取が増える場合があります。
- 個人差:同じ運動処方でも体重反応は一様ではありません。
誤解しやすい点
代謝適応は「省エネ体質になったので何をしても痩せない」という固定的な説明ではありません。測定誤差、食事記録の抜け、体内水分、走行外の活動低下なども同時に確認します。停滞が続く場合は、運動を無制限に増やすのではなく、記録期間と測定条件をそろえ、食事、活動、回復を小さく調整して反応を見ます。