用語集

LSDトレーニング

会話できる程度の低強度で長時間走り、有酸素性の土台と長距離での走行耐久性を育てる練習法。

別名: LSD・Long Slow Distance・ロングスローディスタンス

定義

LSDトレーニング(Long Slow Distance)は、会話を続けられる程度の低強度で長い時間を走り、有酸素性の基盤と長距離で動作を保つ力を育てる練習法です。速さを競う日ではなく、強度を抑えたまま走行時間を積み上げる日として位置づけます。

主な構成要素

  • 低強度:呼吸が大きく乱れない範囲を保ち、速い練習と役割を分けます。
  • 長い運動時間:短いイージーランより長く動き続け、後半のフォームや補給の変化を観察します。
  • 漸進性:距離、時間、頻度を一度に増やさず、前後の疲労を見ながら調整します。
  • 回復との組み合わせ:高強度練習と連続させず、週全体のトレーニング負荷で配置を決めます。

ランニングエコノミーとの関係

有酸素性トレーニングを長期的に積み重ねることは、ランニングエコノミーを支える要因の一つです。一方、長時間走の直後は疲労によって一時的に走行効率が落ちるため、その日の数値だけで「LSDは効率を悪化させる」と判断できません。一定速度での呼吸、心拍、フォームを複数回追い、回復後の傾向として評価します。

活用シーン

マラソンに向けて長時間動き続ける準備をするときや、低強度中心のトレーニング強度分布を組むときに使います。ただし、LSDだけでは最大酸素摂取量や高強度での速度への刺激が不足します。インターバルトレーニング、閾値走、筋力トレーニングと役割を分け、疲労が次の重要練習を損なわない長さに調整します。

外部の定義