用語集

乳酸性作業閾値

運動強度の上昇に伴い、血中乳酸濃度が持続的に増え始める境界を示す概念。

別名: LT・乳酸閾値・Lactate Threshold

Definition

乳酸性作業閾値(LT)は、運動強度を上げたときに血中乳酸濃度が持続的に増え始める境界を示す概念です。長距離走では、最大酸素摂取量、ランニングエコノミーと並び、一定の速度をどこまで維持できるかを考える指標として使われます。

評価の考え方

  • 運動強度:速度や出力を段階的に上げて変化を見ます。
  • 血中乳酸:採血による測定では濃度推移を確認します。
  • 呼吸応答:換気の変化を組み合わせて評価する場合があります。
  • 持続可能性:単発の速さではなく、維持できる強度との関係を見ます。

ランニングエコノミーとの違い

LTは有酸素能力のうち高い強度を維持できる割合に関わる一方、ランニングエコノミーは一定速度で必要な酸素またはエネルギーの量を示します。同じランナーでも別の側面を測るため、一方の改善だけでレース結果を説明しません。測定条件と速度をそろえて経時変化を比較します。

外部の定義