用語集

実行意図

特定の状況が起きたら特定の行動をすると、時間・場所・反応をあらかじめ結び付ける計画方法。

別名: 実施意図・実行意図法・if-thenプラン・implementation intention

定義

実行意図は、「もし特定の状況になったら、そのとき特定の行動をする」というif-then形式で、きっかけと行動を結び付ける計画方法です。目標が「何を達成したいか」を示すのに対し、実行意図は「いつ、どこで、どのように始めるか」を具体化します。

構成要素

  • 状況の合図:曜日、時刻、場所、直前の行動など、開始を判断できる条件です。
  • 実行する行動:着替える、外へ出る、決めた時間だけ動くなど、観察可能な行動です。
  • 障害への対処:雨、残業、疲労などが起きた場合に選ぶ代替行動です。
  • 記録:予定どおり実行できたか、代替案へ切り替えたかを残します。

ランニングでの例

「火曜の仕事が終わったら、帰宅前に公園へ寄って20分歩く」「雨なら室内で15分の運動へ切り替える」のように書きます。予定が崩れる原因を先に想定し、対処計画まで決めると、強い意欲があるのに開始できないという意図と行動の間のずれを小さくできます。

実行意図を身体活動へ用いた系統的レビューでは、実施の強化や障害への対処計画が検討されています。ただし研究結果にはばらつきがあり、計画文だけに頼らず、実行記録と定期的な見直しを組み合わせる必要があります。

外部の定義