用語集
運動時の胃腸トラブル
運動中に起こる腹痛、吐き気、膨満感、便意などの消化器症状の総称です。
別名: ランニング中の胃腸障害・消化器症状・GIトラブル・gastrointestinal distress
定義
運動時の胃腸トラブルは、ランニング中やその前後に現れる腹痛、吐き気、膨満感、げっぷ、便意、下痢などの消化器症状の総称です。食事量、脂質や食物繊維、飲水、運動強度、暑さ、緊張など複数の要因が重なって起こります。
起こりやすい場面
- 満腹でのスタート:食事量が多く、消化が進む前に走り始めた場合です。
- 脂質や食物繊維が多い食事:胃に内容物が残りやすい、または便意やガスにつながる人がいます。
- 初めての補給品:濃度、甘味料、カフェイン、乳成分などへの反応を確認できていない場合です。
- 飲み方の急変:一度に大量の水分や濃い糖質飲料を取ると、不快感が出ることがあります。
予防のための記録
ロング走で、起床時刻、食品、量、食後から走り出すまでの時間、水分、補食、気温、症状を記録します。同じ条件を何度か再現すると、「何を食べるか」だけでなく「どの量なら何時間空ければよいか」を判断しやすくなります。大会当日は新しい食品を増やさず、練習で問題がなかった組み合わせを優先します。
強い腹痛、血便、繰り返す嘔吐、意識の異常などがある場合は、単なる補給ミスと決めつけず競技を中止し、救護や医療機関へ相談します。