用語集

床衝撃音

物の落下や歩行、着地による衝撃が床を振動させ、建物内へ伝わる音。

別名: 軽量床衝撃音・重量床衝撃音・LL音・LH音・floor impact sound

定義

床衝撃音は、物の落下、歩行、ジャンプ、運動器具の使用などで床が振動し、下階や隣室へ伝わる音です。比較的軽く硬い物による軽量床衝撃音(LL)と、重く柔らかい衝撃による重量床衝撃音(LH)に分けられます。音の種類により有効な対策が異なります。

種類

  • 軽量床衝撃音(LL):スプーンの落下、スリッパの歩行、機器部品の接触音など、比較的高く軽い音です。
  • 重量床衝撃音(LH):大人の重い足音やジャンプなど、床スラブ自体を振動させる低く鈍い音です。
  • 機械由来の音:モーターやベルトの作動音が床へ伝わると、空気伝播音と固体伝播音が重なります。

トレッドミルとの関係

ランニングマシンでは、シューズがベルトを叩く音や部品同士の接触音が軽量床衝撃音に当たり、繰り返す着地や本体の揺れは重量床衝撃音に近い伝わり方をします。表面材や専用マットで軽い音を抑えやすい一方、低い衝撃音は床スラブの厚さや建物構造にも左右されます。

対策の考え方

機器用マットは床表面の衝撃と振動経路を弱める第一段階です。高密度の防振層、厚手の床保護層、本体の静音性、設置場所、使用時間を組み合わせて考えます。集合住宅では、数値上の音量だけでなく、下階へ繰り返し伝わる低い振動にも注意が必要です。