用語集
エリスロポエチン
低酸素などを契機に主に腎臓から分泌され、骨髄での赤血球産生を促す糖タンパク質ホルモン。
別名: EPO・造血ホルモン・erythropoietin
定義
エリスロポエチン(EPO)は、低酸素などを契機に主に腎臓から分泌され、骨髄での赤血球産生を促す糖タンパク質ホルモンです。高地トレーニングでは、低酸素刺激から血液学的適応へつながる経路を説明する中心的な概念になります。
高地トレーニングとの関係
- 刺激:吸入酸素分圧の低下が、体内で低酸素への応答を起こします。
- 造血反応:EPOは骨髄へ赤血球産生を促す信号を送ります。
- 結果の評価:短期のEPO変化だけでなく、ヘモグロビン量や競技パフォーマンスまで分けて確認します。
- 個人差:同じ高度と期間でも反応の大きさは一定ではありません。
解釈上の注意
EPOが増えたことと、最大酸素摂取量やレース記録が必ず改善することは同義ではありません。研究ではヘモグロビン指標が改善しても最大酸素摂取量の変化が有意でない結果もあり、測定指標を分けて読む必要があります。