用語集

二重閾値トレーニング

同じ日に閾値付近のセッションを二回行い、血中乳酸などで内部負荷を制御する高負荷な持久系手法。

別名: 二重閾値走・ダブルスレッショルド・double-threshold training

定義

二重閾値トレーニングは、同じ日に閾値付近のセッションを二回配置し、血中乳酸などの内部負荷を測りながら強度を制御する高負荷な持久系手法です。単に朝夕とも速く走ることではなく、過度な疲労を避けながら閾値域の総量を確保する設計です。

主な構成

  • 内部負荷の測定:ペースだけでなく血中乳酸濃度を確認します。
  • セッション分割:一回へ詰め込まず、朝夕へ刺激を分けます。
  • 低強度量の確保:高強度日の外側には大量の低強度走を置きます。
  • 回復資源:食事、睡眠、移動時間まで含めて実施可否を判断します。

研究上の位置づけ

乳酸ガイド型閾値インターバルをまとめた論文では、血中乳酸濃度の目標を通常2〜4.5 mmol·L−1に置き、1〜3本ごとに測るモデルが説明されています。一方、その論文が扱うのは世界級選手に見られる週150〜180km規模の文脈です。測定環境と回復時間を確保できない市民ランナーが形だけを模倣する方法ではありません。