用語集
食事性たんぱく質
食品から摂取し、筋肉を含む身体組織の材料と運動後の適応に関わるたんぱく質です。
別名: たんぱく質・タンパク質・protein・dietary protein
定義
食事性たんぱく質は、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などの食品から摂取するたんぱく質です。消化でアミノ酸へ分解され、筋肉を含む身体組織の材料になります。ランナーでは、一度に偏らせるより主な食事へ分け、総エネルギー不足を避けながら摂取します。
主な食品群
- 肉・魚・卵:主菜として組み込みやすく、食事量を把握しやすい食品です。
- 大豆製品:豆腐、納豆、豆類などを主菜や副菜へ使えます。
- 乳製品:牛乳やヨーグルトは補食や運動後にも使いやすい選択肢です。
- 複数食品の組み合わせ:一つの食品や粉末だけに依存せず、食事全体で量と質を整えます。
持久運動での位置づけ
運動後のたんぱく質摂取は筋たんぱく質合成を支えます。一方、運動中に十分な炭水化物を摂取できている状況では、たんぱく質を加えても急性の持久パフォーマンスがさらに向上するとは限りません。長時間走の補給では、まず燃料となる炭水化物と水分を設計し、たんぱく質は日常の食事と回復場面へ配分します。
体重だけから必要量を機械的に決めると、食事全体を見落とします。走行量、次の練習までの時間、総摂取エネルギー、胃腸の耐性を一緒に確認します。腎疾患などで栄養制限がある場合は、一般向けの目安より医療専門家の指示を優先します。
よくある誤解
- 誤解:プロテイン製品がなければ回復できません。 食事から必要量を満たせる場合は、製品の使用が必須ではありません。
- 誤解:たんぱく質だけ増やせば筋肉を守れます。 総エネルギーや炭水化物が不足したままでは、食事全体の課題が残ります。