用語集
腹直筋離開
妊娠などで腹部中央の白線が伸び、左右の腹直筋の間隔が広がった状態。
別名: 産後の腹直筋離開・ダイアスタシス・レクティ・diastasis recti
定義
腹直筋離開は、妊娠などで腹部中央の結合組織である白線が伸び、左右の腹直筋の間隔が広がった状態です。産後に自然に狭くなる場合もありますが、力を入れたときの中央部の盛り上がり、体幹の不安定感、腰痛などが残ることがあります。
確認するポイント
- 幅だけで決めない:指が入る本数だけでなく、力を入れた際に中央部へ張力が生まれるかを見ます。
- 動作時の形:起き上がりや抱っこで腹部中央が円すい状に盛り上がらないか確認します。
- 関連症状:腰痛、骨盤の不安定感、尿漏れなどを同時に確認します。
- 自己診断の限界:正式な評価は産婦人科や理学療法士などの専門家が行います。
ランニング復帰との関係
腹直筋離開があることだけで一律に走行禁止になるわけではありません。しかし、走行時の衝撃や腹圧を体幹で制御できず、腹部の膨らみや痛みが増える場合は、呼吸、歩行、低負荷の体幹運動へ戻します。帝王切開後は創部の治癒や感覚も含めて確認し、症状が続く場合は専門家による評価を受けます。