用語集
遅発性筋肉痛
慣れない運動や強い伸張性収縮の後、時間を置いて現れる痛み・圧痛・こわばり。
別名: DOMS・遅発性筋痛・Delayed Onset Muscle Soreness
定義
遅発性筋肉痛(DOMS)は、慣れない運動や強い負荷の数時間後から現れる筋肉の痛み、圧痛、こわばりです。痛みは運動中ではなく遅れて強まる点が特徴で、一般的な筋肉痛の一型として扱われます。
発生しやすい動き
筋肉が力を出しながら引き伸ばされる伸張性収縮は、DOMSと長引く筋機能低下を起こしやすい負荷です。下り坂を走る場面では大腿部が着地衝撃を受け止めるため、ウルトラマラソン後の脚に症状が現れやすくなります。
- 慣れない下り:普段より長い下りや急な下りを走った場合
- 負荷の急増:距離、時間、獲得標高を一度に増やした場合
- 反復する着地:長時間にわたり減速動作を繰り返した場合
経過の目安
DOMSの症状は運動後12〜24時間以内に始まり、48〜72時間後に強くなりやすく、通常は5〜7日以内に改善します。したがって、ゴール直後に痛みが軽くても、翌日以降の状態を見ずに練習再開を決めるのは早計です。
ケガとの区別
DOMSは時間を置いて広い範囲に現れ、数日かけて軽くなる傾向があります。特定の瞬間から続く鋭い痛み、片側だけの強い腫れ、日常動作を妨げる痛み、1週間以上続く症状は、DOMSと決めつけず専門家へ相談します。