用語集
コンカレントトレーニング
持久系トレーニングとレジスタンストレーニングを同じ計画内で組み合わせる方法。
別名: 同時トレーニング・併用トレーニング・concurrent training
定義
コンカレントトレーニングは、ランニングなどの持久系運動と、筋力向上を狙うレジスタンストレーニングを同じ期間の計画内で行う方法です。両方の適応を同時に狙える一方、実施量、順序、同日実施か別日実施かによって疲労や瞬発力への影響が変わります。
設計の要素
- 実施量:走行量と筋力トレーニング量の合計が回復能力を超えないようにします。
- 順序:同日に行う場合は、その日の優先目的に合う種目を先に置きます。
- 間隔:別日に分ける、または同日のセッション間に時間を置く方法があります。
- 評価指標:筋肥大、最大筋力、瞬発力、持久力を分けて確認します。
研究の読み方
持久系運動を加えると筋肉が必ず増えなくなる、という単純な関係ではありません。2022年に報告されたメタ解析では、持久系運動と筋力トレーニングの併用は、筋肥大や最大筋力の発達を損なわない一方、同一セッションで行う場合には瞬発的な筋力の伸びが弱まる可能性が示されました。市民ランナーが筋肉を維持する目的では、ランニングを全面的に避けるより、週全体の負荷と回復を管理する方が実用的です。
よくある誤解
- 誤解:筋トレとランニングは両立できません。 目的と疲労を管理すれば、筋肥大と最大筋力を保ちながら持久力も鍛えられます。
- 誤解:順番だけで結果が決まります。 総運動量、栄養、睡眠、セッション間隔も同じく重要です。