用語集
浮力
液体中の物体に上向きに働き、見かけの体重や関節への荷重を小さくする力。
別名: 水の浮力・浮揚力・buoyancy
定義
浮力は、水などの流体に入った物体へ上向きに働く力です。水中運動では身体を支える方向に作用し、陸上より見かけの体重と関節への荷重を小さくします。水中ランニングベルトは浮力材の体積と配置を利用し、足が底に着かない深水域でも頭と肩を水面上に保ちやすくします。
水中運動での働き
- 荷重の軽減:水位が高くなるほど身体を支える力が大きくなり、膝・股関節・腰へかかる荷重を減らします。
- 姿勢の支持:腰背部の適切な位置に浮力を加えると、上体を垂直に保つ補助になります。
- 可動域の確保:着地を伴わないため、脚を前後へ動かす練習を行いやすくなります。
- 強度調整:浮力で楽になる一方、水の抵抗は残るため、動作速度で運動負荷を変えられます。
ベルト選びでの注意
浮力が大きければ必ず快適になるわけではありません。背面だけが強く浮くと身体が前へ傾き、幅が広すぎると肋骨や骨盤へ当たりやすくなります。体格、腰回り、胴の長さに対して過不足のない浮力パッドを選び、締めた状態でパッドが腰骨より上へずれないことを確認します。