用語集
アキレス腱症
アキレス腱への反復負荷により、走り始めや坂道で痛み、こわばり、腱の腫れが生じる障害。
別名: アキレス腱障害・アキレス腱炎・Achilles tendinopathy
定義
アキレス腱症は、ふくらはぎと踵をつなぐアキレス腱へ反復負荷がかかり、痛み、朝のこわばり、腱の腫れなどが生じる障害です。「アキレス腱炎」と呼ばれることもありますが、長く続く症状では単純な急性炎症だけでは説明できません。走り始めや坂道で痛みやすく、走行後や翌朝の反応も負荷判断に使います。
負荷を見直す項目
- 坂道と速度:上り坂、スピード練習、ジャンプ系運動を同時に増やしていないか確認します。
- シューズ変更:ドロップ差の大きな変更や、新しい靴への急な切り替えを確認します。
- 連続走行日:腱が回復する前に同じ負荷を重ねていないか記録します。
- 翌朝の状態:こわばりや痛みが前日より増えていないかを見ます。
復帰と再発予防
痛みが落ち着いた後も、腱が元の走行負荷へすぐ耐えられるとは限りません。平坦な短時間走から始め、距離、速度、坂道を一つずつ戻します。ふくらはぎの筋力を段階的に再構築し、シューズは快適性と既往歴に合わせます。痛みが強くなる、歩行に影響する、腱の腫れが続く場合は医療機関へ相談します。